「業績アップに近道！社員に経営者感覚を身に付けさせる？」
中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは！
一般社団法人
キャッシュフロー経営導入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした漠然な
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って行く場の
ない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく、
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか？
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
社長の関心は利益！ 社員の関心は？？
■公開中ブログ
「キャッシュフロー経営は全員参加型経営の組織！」
https://cashflow-msc.com/blog-e/cashflow-management-is-obm/
前回のブログでオープン・ブック・マネージメント
（全員参加型経営）のご紹介をしました。
社員へ経営数字を公開して、良い時も悪い時も
社員と数字を土台に改善計画と実行をする経営
手法です。
ただ、会社の数字（会計）をある程度理解して
いる社員とそうでない社員がいるので、
いきなりオープン・ブック・マネージメントが
機能するか判りません。
私の場合、クライアント先の社長と相談の上
一旦、お金のブロックパズル家計版で勉強会
をして馴染んでから導入するようにしています。
誰でも発生するのが家庭のお金‘家計’
新入社員であれ幹部社員、社長でも発生するのが
家庭のお金、家計ですね。
これは、自分ごとなのでイメージしやすいですね。
特に給料を貰っている側の社員にとっての一番の
関心事は「給料」です。
一方、社長は給料を払っている側なので、結果で
ある「利益」となります。
ですから立場が違うんですね。
立場が違うのに、いきなり会社のお金の流れを
理解させるのは難しいんです。
先ずは家庭のお金の話を理解してから、会社の
お金の話をするのが順番です。
家庭のお金をブロックパズルにする
図をご覧ください。
家計のブロックパズルです。
会社のお金のブロックパズルと同構造ですね
こちらを描いてもらう事でスッと入ってくる
んです。
実際、クライアント先や研修先で、この話を
すると殆どの方が理解されます。
会社のお金のブロックパズルと比較すると
売 上 ＝ 収入
変動費 ＝ 税金、社会保険
粗 利 ＝ 手取り
固定費 ＝ 生活費
利 益 ＝ 貯金
で見事に一致します。
つまり、手取りの範囲で生活出来れば貯金が
出来る事になります。
逆に手取りを超えた生活費はマイナスとなり
今までの貯金を切り崩す家計となります。
今まで、この話を理解出来なかった社員は
いませんでした。
で、聞くんです。
「皆さんは、出来れば生活費を沢山使って
貯金も沢山したいですよね？ 」
全員うなづきます。
で、また聞くんです。
「では、どうしたらそうなりますか？」
「収入を増やす事ですかね～」と社長の顔色
を伺いながら意見がでます。
で、また聞くんです。
「じゃ、社長に給料上げてください！
と言って上がると思いますか？」
大体の方が、困ったように首を振ります。
ここまで、来れば社員に経営者感覚を
見に付けさせるのに３０％位です。
自分の給料はどこから来るのか？
この質問に答えられる社員はいません。
経営者でも、キャッシュフロー経営を導入されて
いない方は半分位しか正確に答えられません。
そこで、会社のお金である会計のブロックパズル
を描いて説明します。
すると自分の給料は「粗利」から分配される事
が図から理解出来ます。
ここで、粗利を極大化すれば人件費の増えそう
かなと何となく理解します。
この時点で５０％位は、会社のお金を
インストール出来ます。
お金のブロックパズルで給料が上がる図を描く
■公開中ブログ
「利益が極大化する！ 5つの経営改善策」
https://cashflow-msc.com/blog-e/five-way-for-company-benefit/
でお金のブロックパズルで利益を極大化する手法
を解説しました。
お金のブロックパズルで粗利を増やす売上を上げ
れば、人件費が１割程度増える事を解説します。
人件費の中で、１割程度はボーナス予算だったり
します。
すると、みんなで頑張れば、もう１回ボーナスが
出るかもしれない！と期待値が上がれば経営者
感覚は７０％はインストール出来ますね。
この繰り返しをすることで、その感覚は更に
上がります。
ただ、１００％にはなりませんね。
社員は給料を貰う側だからです。
ただ、オープン・ブック・マネージメント
（全員参加型経営）でキャッシュフロー経営
中心の会社は、していない会社と比較して
ダントツに稼ぐ力が違うのは私が保証します
■おまけ
丸山が動画で解説してますのでコチラでも学べます！
https://youtu.be/UkxAZ9O_VyM
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