経営者向けお役立ちブログ

「 コロナで影響を受けた代表的な4業種の粗利率! 」

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中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!

一般社団法人
キャッシュフロー経営導入支援協議会

代表理事

『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です

私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。

1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした漠然な
 不安を抱えている

2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って行く場の
 ない不満を抱えている

3.会社の存在理由や理念の言語化がなく、
 又は独りよがりで判断基準があいまい

思い当たる節がありませんか?

また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。

本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。

少しでもお役に立てば幸いです。

 

コロナで影響を受けている
代表的な4業種の粗利率

この4業種に当てはまる方は、業界標準と
ご自身の会社の粗利率が近似しているか?
乖離しているのか?

現状をベンチマークして見て
モチベーションアップに繋げてください。

出典は『TKC経営指標(BAST)』から掲載のデータ
をお金のブロックパズルに当てはめました。

それ以外の業種の方にも業界標準を調べる事が
出来ますので、是非検索して見てください。

(数値はTKCさんのデータ集計のため変動します)

では今回はコロナで特に影響を受けている
業種別の粗利率と労働分配率、利益を紹介します

①旅館・ホテル業

最初に影響を受けたのはこの業界ですね。

では、利益構造を見ていきましょう。

粗利率84.2%、 労働分配率38.2%と
利益がでる構図となっています。

売上高比の利益率も5.3%なので悪くないです。

着目するのは、その他の経費が大きいです。

詳細は分かりませんが、建物、車など設備に掛かる
減価償却費が載っている可能性があります。

他、お客さんに衆知する広告宣伝費や
修繕費もありますね。

人の動きが制限されると太刀打ち出来ません。

ですから従来の出費は即止めて、
コロナで全国的に広がっているテレワーク先として
企業とタイアップして部屋の供給をしては
如何でしょうか?

 

②酒場・ビヤホール

ここから飲食業を2つ取り上げます。
なじみのある業種ですよね。

私も会合や勉強会の懇親会で月に
3~4回は行きます。

(緊急事態宣言中はゼロになりましたが)

全般的に飲食業は「原価率30%」と言う
共通言語があります。

粗利率は70%となりますね。

TKCのデータでは68.2%ですからほぼ同率です。

ただ、労働分配率が意外に高いですね。

データはコロナ前だと思いますので、最近までは
人手不足で特に居酒屋には人が来なく、
アルバイト代も上昇していました。

営業時間も長いですから、アルバイト人数も
多いと思います

また、東京商工リサーチのデータでは倒産27件と
旅館・ホテルに次いでの多さです。

完全に自粛営業しているお店とランチのみ
テイクアウトで営業しているお店と
2分している感じです。

緊急事態宣言が解除され徐々に営業が
開始されましたが、一旦離れた客が戻るのか
事態は深刻です。

固定費の中で人件費と同じ位大きい家賃の
支払いがどこまで出来るのかが鍵だと思います。

③バー・キャバレー
・ナイトクラブ

同じ飲食でもこの業種はいわゆる接待を伴うとして
緊急事態宣言が解除されても自粛を要請
されているようです。

経営的にかなり厳しい状況が続きます。

東京商工リサーチでは

「負債1,000万円以上の法的整理、
私的整理を対象に集計」

していて、この業種の具体的なデータは
見えませんでした。

お金の収支では、酒場・ビヤホールと似ています。
粗利率は酒場よりやや高く、逆に労働分配率は低く
抑えられています。

時給や給料が高いイメージがあるので
不思議ですね。

ただ、酒場・ビヤホールと比べて、その他の経費が
大きいので、利益を出すために人件費を
抑えているのだと思います。

私はこの業種のお店には殆ど行かないのですが、
内装にお金がかかるイメージがあります。

 

④婦人服小売業

いわゆるアパレル業です。
あまりコロナと関係がない感じがします。

ただ、大手アパレル「レナウン」が支払い用
資金8.700万円が用意出来ず、民事再生を
申請しました。

東京商工リサーチでは、そもそもアパレル不況で
経営改善計画を昨年立てていたのが、消費増税と
暖冬による売り上げ低迷に、今回のコロナが
重なったのが要因と記事がありました。

レナウンは大手なので、周囲の小さなアパレルの
連鎖倒産も心配されるとも書いてありました。

TKCのデータではアパレルは上記以外に複数の
業種が載っていますが、中でも「婦人服小売り」は
業績は良い方です

しかし粗利率の割には労働分配率が高く、
その他の経費も多い、「利益が出にくい」
構造のようです。

資金ショートするのに会社の大中小といった規模は
関係ないです。

是非お金のブロックパズルを使って、
「自社のお金の流れを見渡せる」方が
増えて倒産が少なくなる事を切望します。

如何でしたでしょうか?

ご紹介した業種以外の方は、
『TKC経営指標(BAST)』で確認できるので、
関心がある方はチェックしておきましょう。

丸山がyoutubeで解説しています。

 

■質問

あなたの会社は業界平均の粗利率を稼ぎ、
労働分配率を何%にしてますか?

 

 

 

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