中小企業経営者のキャッシュフロー経営と言う思考
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中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!
一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って
行く場のない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか?
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです)
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■前回のブログ
『ドンブリ経営をやめれば会社はうまくいく!』
https://cashflow-msc.com/blog-e/your-management-will-be-good-if-quite-donnburi-management/
前回はドンブリ経営のままだと起こる
不都合な真実をご紹介しました。
今回はキャッシュフロー経営導入した経営者の
思考を解説します。
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序章
独立行政法人中小機構によると、日本の中小企業
は、全企業全体3,589,333社のうち、
3,578,176社と99.7%を占めます。
と言う事は、我が国は中小企業が支えている
と言っても過言ではありません。
中小企業が元気になれば、日本も元気になる
と本気でそう思います。
では、どの様に元気になるかですね。
それは、「ビジョンの実現」だと思うんです。
新しい商品やサービスで地域や困っている人を
幸せにしてあげられたら素敵な世の中に
なりますよね。
しかし、ビジョンは願っているだけ、祈っている
だけでは実現しずらいです。
キャッシュフロー経営導入支援を通じてビジョン
実現を端で見ていた私の経験から思考をシフト
させる事で現実化するお話を紹介します。
1.現実は殆どが「ドンブリ経営」です
私が年数回ほど金融機関の主催で開催する
『脱★ドンブリ経営実践セミナー』は毎回好評で
ちょっと引けるタイトルではありますが、
20~30人(コロナ前)は来てくれます。
と言う事は、「脱ドンブリ経営」をしたい経営者
が多いと言う事です。
なぜでしょうか?
他のブログで、その解説をしてますので詳細は
触れませんが、会社の成績を計る決算書は
伝統工芸であり、義務教育で習わないと言う事に
起因します。
(下記ブログに詳細に記述があります)
『どんぶり勘定からの脱却!
ホップ・ステップ・ジャンプ!』
2.ドンブリ経営の特徴
ドンブリ経営ってどんなイメージがあるでしょうか?
セミナーでこの質問をすると、参加者から
次の様な答えが返ってきます。
「会社のお金を見ていない」
「ザルな感じ」
「後先考えずにお金を使っちゃう」
どれも、正解ですね。
繰り返しになりますが、ドンブリ経営はあなたの
責任ではありません。
上述した様に、
「伝統工芸であり、義務教育で習ってないから」
です。
でも、だからと言ってそのままにして置くと
取り返しの付かない事にあるかもしれません。
ドンブリ経営のパターンは2通ります。
先ずはこのパターン。
収入>支出=余っているお金
です。
これならドンブリ経営でも当面は問題ありません
次にこのパターンです。
収入<支出=足りないお金
程度にはよりますが、この状態が長く続くと
本当に資金がショートして倒産や廃業を余儀なく
されます。
お金が余っていても、足りなくてもドンブリ経営
の特徴は、
1.会社のお金が目的別に色がついていない
2.会社のお金の入りと出のバランスが悪い
3.会社のお金を判断する基準がない
です。
この状態だと、お金の使い方にムラがあり、
常に会社のお金に追われる感があり、
いつ、何に、お金を使う判断が曖昧です。
これでは、折角好きで起業した、または承継した
会社が路頭に迷う感じですね。
ドンブリ経営が現実化する不都合な真実
では、ドンブリ経営であり続けると共通して
起こる不都合な真実をピックアップします。
これは、ドンブリ経営を脱する事を決意して私に
キャッシュフロー経営導入の依頼をして来た
クライアント先の過去の話や経営者勉強会での
体験談をまとめたものです。
① 襲いかかる資金繰りの恐怖
収入<支出の割合が大きいと支払能力が低下し
常に金策に走り回ります。
毎月の社員の給料や仕入先への支払、
銀行への返済、たまに通知が来る税金。
これらが、次から次へとやって来ます。
会社の手元資金では、足りず受取手形を割り引く
とか、社長の個人資産を貸し付けて急場しのぎを
します。
そして、最後には銀行へ条件変更(リスケ)を
します。
今までニコニコしていた銀行員も、こうなると
態度がガラッと変わります。
このような経験をした方が、非常に多いです。
②何のために経営をしているのか目的意識が低い
収入>支出または収入≒支出の方は、上記の心配
は低いですが、先々見渡した経営をしていなく、
今が良ければ良しとしている方が多いです。
そのため、この先会社がどの方向へ向かうのか?
社員となし遂げたい夢などが希薄なので、
何のために経営をしているのか漠然としています
最初はあったと思いますが、全て頭の中で描いて
いるので、エネルギー量に乏しく現実化する確立
はかなり低いです。
キャッシュフロー経営って?
では、キャッシュフロー経営を導入すると、
どの様な世界が待っているのでしょうか?
その前に一つお断りしておくことがあります。
(そのような質問をたまに受けるので・・・)
キャッシュフロー経営の定義は、
『会社のお金の流れを視える化し、事業の継続と
ビジョンを実現する経営能力』
です。
決してお金儲けの算段ではありません。
ビジョン実現のツールにしか過ぎません。
ただ、キャッシュが尽きるとビジョンも現実化
しませんね。
ですから、ビジョンに基づく先々を見通した
お金の流れを描いて、毎月PDCAサイクルを
回すと、1年後には計画≒実績で着地します。
と言う事は、1年後のお金の流れの結果が最初
から見えていると言う事になります。
しかも、途中で今期の実績が見えてくるので、
仮に理想な状態でなくても、来期へ具体的な
アクションプランを描いて舵を切る事が出来ます
ドンブリ経営では、絶対に真似出来ない経営能力
です。
決算月の2ヶ月後に、税理士から決算書が出て、
黒字だ赤字と言われても周回遅れのレーサー
と同じです。
本業とキャッシュを可視化して現実化した真実
最後に私のクライアント先の共通した事例ですが
① コロナ前から漫然とした連続赤字
② 社長だけが気を張る経営
③ 将来のビジョンが描けない
こんな共通した経営課題を抱えていて、
キャッシュフロー経営を導入すると決断され実行
した会社が
① 2~3年で万年赤字から黒字化。
資金繰りの心配が大幅減少。
② ビジョンとお金を明確にした経営計画発表会
を行い社員が経営に参画して来た。
③ やりたい事が明確になり、新事業やサービス
が立上がる。
この様に、キャッシュフロー経営を導入すると
思考が研ぎ澄まされ現実化する事が実際に
起こります。
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