経営者向けお役立ちブログ

なぜ今 キャッシュフロー経営が注目されるのか?

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中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!

一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会

代表理事

『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です

私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。

1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした
 不安を抱えている

2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って
 行く場のない不満を抱えている

3.会社の存在理由や理念の言語化がなく
 又は独りよがりで判断基準があいまい

思い当たる節がありませんか?

また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。

私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。

本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。

少しでもお役に立てば幸いです。

(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです)

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■前回のブログ

 

中小企業経営者のキャッシュフロー経営と
言う思考』
~思考は現実化する~

https://cashflow-msc.com/blog-e/the-think-about-cashflowmanagement/

前回はキャッシュフロー経営を導入した者だけに
現実化するビジョンとドンブリ経営のままだと
起こる不都合な真実をご紹介しました。

今回は不透明な時代にこそ、生き延びて
ビジョンを実現する解説します。
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1.VUCA(ブーカ)の時代

—–グロービス経営大学院より—–

VUCA(ブーカ)とは、一言でいうと「先行き
が不透明で、将来の予測が困難な状態」を
意味します。

元は1990年代後半に軍事用語として発生した
言葉ですが、2010年代に入ると、昨今の変化
が激しく先行き不透明な社会情勢を指して、ビジ
ネス界においても急速に使われるようになりました

VUCAは、こちらの4つの単語の頭文字をとった造語です。

V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)

出典:グロービス経営大学院(続きは下記より)

https://mba.globis.ac.jp/careernote/1046.html

———————-

正にVUCA(ブーカ)の時代です。

第一次世界大戦時に地球を3週したと言われる
スペイン風邪。

約100年前のパンデミックが、この21世紀に
起きました。

コロナが過ぎ去る前に、まさかのロシアによる
ウクライナ侵攻。

これも第二次世界大戦の様なウクライナに供与
されたドイツの戦車線が繰り広げています。

当時の独ソ戦のような信じられない光景が
テレビを通じて目の前に現れています。

この様な時代背景でも、私達中小企業は
生き延びなければなりません。

そして、このような世界的な大きな事件は
今後も起きると見て対応策を持っておくのも
経営者の責任です。

2.リスクはより高まる

日本の倒産件数は、約半数が「黒字倒産」です。
決算書上で黒字でも倒産する不思議な現象です。

これは統計をとり始めた頃から変わっていません
ですから、今後のこの傾向が続きます。

その上で、不透明で不確実な時代が高まれば
経営を継続させる事自体が至難の業と言っても
過言はないでしょう。

国はお金を配る事くらいしかやってくれません。
大切な事業や社員、地域社会を守るのは、
個々の企業が対応するしかないのです。

3.キャッシュが尽きた時に会社は倒産する

計画的な廃業や解散でなく、いきなり会社が倒産
する原因はキャッシュが尽きた時です。

債務超過で、手元の資産を現金化しても、なお
負債が返済出来ない場合や、手形が2回不渡りに
なると銀行取引停止となり事実上の事業停止、
倒産となります。

赤字になったから即倒産ではありません。
確かに連続赤字が続くと、バランスシートが痛み
債務超過に陥る確率は高くなります。

逆に黒字でも倒産するケースもあり、大体半数位
が黒字倒産の統計があります。

東京商工リサーチより参考記事
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1197586_1527.html

黒字でも倒産するケース

黒字倒産のケースとしては、主力の顧客の倒産
による売掛金回収不能によるキャッシュ不足が
考えられます。

次の図をご覧下さい。

売上100(単位:百万円なので1億円)を上げ
利益10を出して、税金も3計上しています。

しかし、売上100の内、30が回収不能に
なった場合、キャッシュフローは返済に加え
-47の大赤字となります。

この時残ったキャッシュで、経営が継続出来な
ければ、連鎖倒産となりますね。

決算月では、たまたま黒字であったが、その後
売掛金の回収が出来なくなると途端に窮地
に追い込まれます。

ですから、主力の顧客は1社に頼らず「分散
しておくのが、経営者の仕事です。

赤字でも倒産しないケース

次は真逆のパターンですね。

損失が15百万円でています。
大きな額です。

ただ、減価償却費が20あるので、
キャッシュフローは5の黒字となります。

以前、多額の投資をしたのですね。

で、返済は5ですから、キャッシュフローはゼロ
となりお金は減りません。

黒字でも倒産する場合は、10百万円の黒字
赤字でも倒産しない場合は、15百万円の赤字

本業だけを見ていると、当然の黒字の方が良いに
決まっていますが、キャッシュフローまで見ると
決してそう言い切れない事が分かりますね。

(赤字が良いと言っているわけではありません)

よく“利益は意見” ”キャッシュは事実”
言われる事があります。

利益は操作ができます。ただ、キャッシュは
嘘をつきません。

VUCA(ブーカ)の時代、キャッシュを
見ていない経営は自らリスクを課しているのと
同じです。

4.キャッシュを見てあなたのビジョンを描く

厳しい現実の話の次は、希望を描く話をします。
VUCA(ブーカ)の時代にどんな経営能力を
備えておけば、来る次の危機に対応する事が
出来るでしょうか?

世界的危機でなくても、日常にはあなたの会社の
周りには様々なリスクが存在します。

事業承継、商品・サービスの陳腐化、強力な競合
の出現、災害等・・・

当然、秘策なんてありません。

強靱な経営基盤を築きあげるには地道に次の
順番で作り込むのが遠回りのようで近道です。

・理念とコアバリュー
・パーパス
・ミッション
・ビジョン
の言語化

・ビジョンに基づいたキャッシュフロー経営計画
・経営計画の発表会
・毎月の経営会議

これらは、社員を巻込み、金融機関にも報告を
行います。

この正しい経営能力を身につけ、実践する事で
社員を経営に参画させ、リスク回避を社員と共に
実践出来ます。

また、金融機関も理解を示してくれているので、
金融面からのサポートも受け易いでしょう。

事業承継も親族内外でもスムーズに承継できます

ビジョンを描き、キャッシュフローで裏付けし、
社員と共にビジョンを実現する経営に
シフトしませんか?

きっと、素晴らしい世界が、あなたを
待ってくれているでしょう!

 

*HPでも告知している
「脱★ドンブリ経営実践zoomセミナーで
キャッシュフロー経営の動かし方をツールを
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■質問

 

あなたはVUCAの時代どんな選択をしますか?

 

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~経産省の事業「早期経営改善計画」の質問は下記に~

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経済産業省の経営支援策を中心に、顧問先と

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協会を活用したい経営者の方へ

当HPから「協会を活用したい経営者の方へ」を
お読み頂き、私達が考えるお困りごとと解決策に
共感した経営者の方のみに、「キャッシュフロー経営の導入支援」
を補助金を活用して支援させて頂きます。

「お問い合わせはこちら」から必要事項とご質問等を
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また、経営者向け無料zoomセミナーも随時開催致しますので
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では、
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