キャッシュフロー経営で日々、毎月、毎年前進する!第3回
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中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!
一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした漠然な
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って行く場の
ない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく、
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか?
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
■前回のブログ
『 キャッシュフロー経営で日々、毎月、毎年前進する!第2回 』
https://cashflow-msc.com/blog-e/grown-up-with-cashflow-management-no2/
前回のブログでは毎月1回会社の業績と向き合い
PDCAサイクルを回す事で1年後のは業績改善が
見込まれると言う話をご紹介しました。
今回のブログは年の経営数字と向き合う!
言う話です。
あなたの1年後の着地点はどこですか?
経営において数字を意識するのが決算期です。
この1年間の経営活動は黒字か赤字か経営者の成績
みたいなものですね。
黒字の場合、繰越損失がなければ法人税の支払義務
が生じます。
経営者はここまでは強く意識しますね。
また、税金の負担をなるべく軽くしたいため、期末に将来
必要な物やサービスを前倒しで購入する方もいます。
これは「税金」を強く意識した行為です。
間違いではありませんが、キャッシュフロー経営的には
偏った思考です。
キャッシュフロー経営的には黒字以降のお金まで掴む
事です。
簡単な式では次となります。
黒字-税金-返済=繰り越せるお金
です。
上記では、税金までしか思考にありません。
1年間の稼いだお金で税金や銀行への返済が
出来ないと手持ちのお金が減ると言う事です。
ですから、上述した期末に「いろいろ買っちゃえ~」
は、下手したら本末転倒になるかもしれません。
ですから、1年後の着地点は経営活動の結果
「翌期に繰り越せるお金」を残す事です。
これなら、手元のお金が増えて、やりたい事や
あるべき姿への投資の原資を獲得出来る事に
なります。
1年後の繰り越せるお金を逆算して経営を創る
では、繰り越せるお金はどうやって創り出すの?
と言う事になりますね。
あなたは、車で知らない場所に行くとき、頭の中で
「きっとこっちだろう」と言う感じで行きますか?
それでも到着する場合もありますが、ちょっと不安
ですよね。
特に家族や知人が同乗した時にそうしますか?
地図かカーナビで到着点をロックして、ルート、時間
途中の休憩場所や渋滞情報を得ながら行くのが
賢い選択です。
経営も同じです。
1年後の繰り越せるお金をしっかり決めて、そこから
逆算して計画を立てるんです。
その繰り越せるお金を稼ぐために、必要な利益は?
固定費はどの位かかる?
固定費を吸収する粗利は?
その粗利を稼ぎ出す売上は?
このように、一歩一歩階段を上がるように積上げて
行きます。
よく、
ウチは前年比10%増しで売上計画を立てています
と言う方がいますが、
その10%増しの根拠は何でしょうか?
10%増しの売上が達成出来れば、繰り越せるお金が
残れば良いですが、そんな事例は今まで聞いた事
ありません。
カーナビで到着点をロックするように、経営も
着地点をロックして社員と共に運営したいものです。
如何でしたでしょうか?
■質問
あなたは経営のカーナビを保有していますか?
カーナビを得るために明日から何をしますか?
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経済産業省の経営支援策を中心に、顧問先と
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