勘定合って銭足らずって！？
中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは！
一般社団法人
キャッシュフロー経営導入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした漠然な
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って行く場の
ない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく、
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか？
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
決算書では黒字なのに、なんかお金足りないんです
■公開中ブログ
『 多くの経営者が陥る罠！ 決算書！？ 』
前回のブログで、決算書は税金の判断資料であって
経営判断にはあまり使えない話をしました。
今回は、その具体例をご紹介します。
それは、地元の経営者交流会で、とある経営者の方
が私に話しかけてきたのが、
「ウチは決算書では黒字なのに、なんかお金が
足りないんです。
利益が出たら、その分はお金が余っているので
はないんですか？」
これは的を得た質問だと思います。
私がキャッシュフロー経営導入の支援を引き受けた時
直近期の決算書からお金のブロックパズルに数字を
当てはめると、殆どの会社がこの様な状況になります
決算書には書いていないキャッシュフローの構造
本業が黒字か赤字かは経営者なら決算書で
判ると思いますが、１年を通じて事業でどれだけお金
を生み出したか？ 生み出せなかったか？
これがキャッシュフローと言います。
図を見ていきましょう。
利益１０出ていますから、税金を３支払う事になり
税金を支払った後の税引き後利益は７となります。
これが本業で稼いだキャッシュフローとなります。
（減価償却費がある会社は繰戻す事になりますが割愛）
本業のキャッシュフロー７から銀行への元本返済を
します。
返済は８ですから、キャッシュフロー７では１不足
します。
これは最終のキャッシュフローでは１の赤字となり
「手元の現預金が減る」事になります。
これが、上述した
「決算書では黒字なのに、お金足りないんです」
の原因となります。
キャッシュフロー経営を導入しない限り、この構造
は「永遠の課題」となります。
返済だけでなく、手元資金から車を購入するなど
設備投資も本業のキャッシュフローから出来るか
不足する場合は、そこまで見て融資を受けます。
設備投資＝融資 これは間違いです。
如何でしたでしょうか？
是非、本業で稼いだキャッシュフローを
導き出して見てくださいね。
■おまけ
丸山が動画で解説してますのでコチラでも学べます！
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■質問
あなたは本業のキャッシュフロー＞返済
の経営をしていますか？
次回は更に深刻な「双子の赤字」をお届けします。
お楽しみに！！
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