経営者向けお役立ちブログ

倒産13ヶ月増加!日経プラス9ニュースを読み解く!  

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中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!

一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会

代表理事

『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です

私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。

1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした
 不安を抱えている

2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って
 行く場のない不満を抱えている

3.会社の存在理由や理念の言語化がなく
 又は独りよがりで判断基準があいまい

思い当たる節がありませんか?

また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。

私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。

本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。

少しでもお役に立てば幸いです。

(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです)

■BS放送 日経プラス9
コロナ明け景気回復なのになぜ… 倒産増加
ゾンビ企業退出で日本再生?【日経プラス9】
(2023年6月8日)

今回はBSテレ東の日経プラス9で興味深い解説
をしていましたので、ニュースの内容に沿って図
で読み解きます。

*動画は20分位なので是非視聴してみて下さい

コロナで始まった未曾有の金融支援!

ご存知のように、コロナで大騒ぎになった20年
3月に開始した、ゼロゼロ融資は最長5年間元本
返済猶予、最初の3年間は利払いは自治体が
負担すると言うかつて無い融資でした。

その額なんと43兆円!

ただ、今年の3月から利払いが始まる企業もあり
それも負担の様です。

株高・景気は回復基調ではないのか?

日銀短観では、景気は回復基調と発表しています
では、なぜ一方で倒産件数が増えるのか?

コメンテーターの方は
『良くなっている会社は良いスパイラルに入って
いるが、そうでない会社との差が大きい』
と言っています。

なるほどですね。

その要因を2つに分けて図で読み解きます

要因1 経営者高齢化による廃業

元々ある借金に加え、ゼロゼロ融資も借りて残高
が多額で、この3年間で本業の好転を試みるも
上手く行かず、逆に悪化する企業もあります。

その要因に加え経営者が70歳位の高齢の場合、
100歳まで働き返済をする選択を迫られた場合
ここらで廃業してもおかしくありません。

 

 

 

この状態で仮に跡継ぎ候補の息子さんがいても
借金を肩代わりしてくれるでしょうか?

また、肩代わりさせる父親方も切り出しにくい
ですよね。

要因2 業種による倒産

次に解説のあったのが、業種による特徴です
帝国データバンクからの企業倒産増減率TOP3
は不動産45.9% ,建設業35.4%,
小売業41.9%です。

その中で解説が分かり易かったのが小売業で
その中で「居酒屋」の倒産が顕著で、現在の
ペースだと今年度は過去最高になる見通し
みたいです。

TKC BAST(経営指標)から居酒屋を見る

TKC BASTでは様々な業種の経営指標を
データで公開しています。

「酒場・ビアホール」のデータがありましたので
図にしました。


粗利率は68.2%で、飲食共通の原価率30%
に近いですね。

人件費は、労働分配率が53.4%と粗利に対し
ちょっと高いです。

やはり、人手を要する業種なんでしょう。

利益は売上高比3.7%なんで、まずまず
ですかね。

このデータはコロナに入った時の平均データです
(現時点では、悪化が予想されます)

日経プラス9の解説を図にする

コメンテーターの方の解説をまとめると次の図に
なります。

『低価格が売りで、気軽に呑める居酒屋は
値上げが難しく、材料や油の高騰、国の無策に
よる電気代高騰、人手が掛かるのに良いスパイラ
ルに入った企業に人が流れ集まらない。
又は、時給を上げて苦肉に集める』

更に、昨年末で終了になった
『雇用調整・時短協力助成金』は変動費や
固定費が必要ない真水でした。

これが無いと厳しいですよね。

正に4重苦なのに、値上げが出来ない環境で
倒産件数が増加しているのも納得しますね。

ただ、これは居酒屋に限った話ではないので
現状の自社の経営数字と現時点での環境下
の見通しを図にして、対策を講じる事が唯一の
倒産を回避出来る策ではないでしょうか?

 

■質問

あなたは自社の経営数字を常に捉えていますか?
改善をする決断の用意はありますか?

 

 

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