『 ２代目社長の正しい目標設定 』
中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは！
一般社団法人
キャッシュフロー経営導入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした漠然な
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って行く場の
ない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく、
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか？
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
先代がワンマン・ドンブリ経営
こう言う２代目社長の方がなんと多い事か！
本当に良く聞きます。
ある意味仕方ないですね。
なぜならば、
先代の時代は、高度経済成長期やバブル期で
作れば売れる、銀行はお金を貸してくれる時代。
だから、お金の心配があまりなかったんですね
でも、今は全く違う時代になりました。
バブル崩壊後の30年に渡るデフレ経済。
価格が下がる時代です。
アベノミクスで少しは雇用が改善し、デフレから
抜け出す基調が見え始めた所にコロナ。
そして、まさかのウクライナ侵攻。
エネルギーを中心とした価格上昇でコスト高が
中小企業に襲いかかります。
だからと言って、全てを価格転嫁は出来ません。
こんな時代だからこそキャッシュフロー経営を
会社を継承した２代目社長からよく聞くのは、
お金の管理がキチンとしていない事です。
売上と支払しか把握しておらず、売掛金の回収も
なんとなくしている感じ。
収入ー支出＝足りない（余った）お金
と言う感じです。
そして、１年後の目標設定も「何となく」頭の中
にあると言った程度です。
あるとしても「昨年対比の10%増」と言う過去対比
が多いです。
この10%増の根拠は何でしょうか？
会社は社会の公器
会社は社長１人のものではありません。
なぜならば、社員を雇うと人の人生にまで影響を
及ぼします。
また、地域社会と深く関わる事になりますね。
ですから、簡単に会社をたたむ分けにはいきません
としたならば、毎年根拠ある目標設定を行い、
毎月振り返りと改善を繰り返し、期末には
目標に対してのモニタリングが必要です。
この行為を社員に対して、銀行に対して行うのが
社長の仕事であり、正しい経営能力です。
数字に対して、苦手意識がある社長がかなり多い
ですが、そういう方こそキャッシュフロー経営を
導入し、難しい事を簡単・単純化し実行しやすい
ようにしましょう。
図にする事で、数字を面積で捉えられ
どの面積を強化するのか？がくっきり判るように
なりますね。
社員さんたちにも理解させる事が出来ます。
こんな時代だからこそ、
脱ドンブリ経営に変容・進化しませんか？
■質問
あなたは目標設定を見えるようにしていますか？
また、モニタリングをどのようにしていますか？
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