経営者向けお役立ちブログ

ドンブリ経営は危険!銀行を味方につけて資金ショートを防ぐ方法

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中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!

一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会

代表理事

『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です

私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。

1.会社のお金の流れにドンブリでモヤモヤした
 不安を抱えている

2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って
 行く場のない不満を抱えている

3.会社の存在理由や理念の言語化がなく
 又は独りよがりで判断基準があいまい

思い当たる節がありませんか?

これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。

私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。

本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。

少しでもお役に立てば幸いです。

(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです)

こんな悩みありますよね?

「売上はあるのに、お金が残らない」

「利益は出ているのに、資金繰りが苦しい」

「銀行に融資をお願いしたいけれど、
断られたらどうしよう」

中小企業の社長なら、一度はこんな不安を
感じたことがあるのではないでしょうか。

会社を経営する上で、利益を出す事はもちろん
重要です。

しかし、それと同じ位重要なのが「お金」です。

どれだけ利益が出ていても、手元のお金が
なくなれば、会社は事業を続ける事ができません

仕入先への支払い、社員の給与、税金、借入金の
返済等、会社には毎月多額のお金が出ていきます

その支払いに必要なお金を準備できなければ、
黒字の会社でも資金ショートを起こします。

だからこそ、社長が見るべきなのは「利益」
だけではありません。

「この先、お金は足りるのか?」という未来の
資金繰りを見る必要があります。

そして、資金ショートを防ぐために重要なのが、
銀行との関係です。

銀行は、お金がなくなってから駆け込む場所では
ありません。

資金が十分にあるうちから相談しておくことで、
銀行を会社の強い味方に変えることができます。

■ドンブリ経営が危ない理由

 

「売上は毎月これくらいある」

「利益も出ているから大丈夫だろう」

このような感覚だけで会社を
経営していないでしょうか。

売上や利益を把握していても、

「いつお金が入ってくるか?」

「いつお金が出ていくか?」

が分からなければ、資金繰りは見えません。

これが、いわゆる
「ドンブリ経営」です。

ドンブリ経営の怖いのは、社長が危機に気づいた
時には、既に資金繰りが厳しくなっている事です

例えば、売上が増えたとしても、必ずしも
手元のお金が増えるとは限りません。

商品を作るために材料を仕入れ、外注費を支払い
人件費をかけて商品を販売します。

そして、売掛金が回収されるまで、
会社が先にお金を負担します。

つまり、売上が増えるほど運転資金が
必要になる場合もあるのです。

「売上を増やせば、会社のお金も増える」

この考え方だけでは、危険な経営判断に
つながる可能性があります。

 

■資金ショートは

突然起こらない

資金ショートは、ある日突然起こった様に
見えるかもしれません。

しかし、多くの場合、その兆候はもっと前から
現れています。

売上が減っている。

売掛金の回収が遅れている。

在庫が増えている。

利益率が下がっている。

借入金の返済負担が大きくなっている。

設備投資が続いている。

税金や賞与の支払いが近づいている。

こうした変化を放置すると、少しずつ手元資金が
減っていきます。

そして、
社長が気づいた時に「来月の支払いが出来ない」
という状態になります。

だから大切なのは、資金がなくなってから
考えることではありません。

「数か月先のお金」を見ることです。

■資金繰り表で未来を見る

そこで役に立つのが、資金繰り表です。

資金繰り表は、単なる経理資料ではありません。

社長が会社の未来を判断するための資料です。

例えば、

現在の預金残高が2,000万円あるとします。
来月の入金が1,000万円、支払いが
1,500万円なら、単純計算では
1,500万円が残ります。

一見すると、まだ余裕がありそうです。

しかし、
その翌月に設備投資1,000万円があり、
さらに売掛金の回収が遅れたらどうでしょうか。

「今は大丈夫」でも、数か月後には資金が
厳しくなるかもしれません。

資金繰り表を作れば、

「3か月後に資金が不足する」

といった未来の問題を早く発見できます。

早く発見できれば、まだ打てる手があります。

 

■早く分かれば、早く動ける

資金繰り表を見て、

「3か月後に1,000万円不足する
可能性がある」

と分かったとします。

この段階なら、さまざまな対策を検討できます。

銀行に融資を相談する。

設備投資の時期をずらす。

不要な支出を見直す。

売掛金の回収を早める。

仕入先と支払条件を相談する。

在庫を減らす。

利益率を改善する。

重要なのは、資金が底をつく前に
対策を始めることです。

「来週の支払いができない」

となってからでは、選択肢が一気に
少なくなります。

だからこそ、資金繰りでは「今いくらあるか」

だけでなく、「これからいくら必要か」

を見ることが大切です。


■銀行は困った時だけ
頼る相手ではない

 

銀行に対して、こんなイメージを
持っていないでしょうか。

「お金が足りなくなったら
銀行にお願いすればいい」

実は、これは危険です。

銀行から見れば、資金が底をついてから
突然相談されるよりも、余裕がある段階から
相談してもらうほうが対応しやすいからです。

銀行が知りたいのは、過去の決算だけでは
ありません。

「これから会社はどうなるのか?」

という未来の情報も重要なのです。

売上はどうなるのか。

利益はどれくらい残るのか。

設備投資はあるのか。

借入金は返済できるのか。

運転資金はいくら必要か。

こうした情報を社長自身が、説明できる会社は、
銀行から見ても付き合いやすい会社です。

 

■銀行を味方につける社長の
5つの特徴

銀行を味方につける社長には、
共通する特徴があります。

一つ目は、
自社の数字を理解していること。

二つ目は、
資金繰りを把握していること。

三つ目は、
数か月先の資金を予測していること。

四つ目は、
良い情報だけでなく、悪い情報も早めに
伝えること。

五つ目は、
必要な資金を早めに相談することです

特に重要なのが、

「悪い情報も早めに伝える」ということです。

売上が減りそうです。

大口取引先の受注が減っています。

設備投資を予定しています。

運転資金が増えそうです。

こうした情報を早めに伝えておけば、
銀行と一緒に対応策を考えることができます。

 

■銀行に「貸してください」
だけでは弱い

銀行に融資を依頼するとき、

「1,000万円貸してください」

だけでは、
銀行も判断しにくいでしょう。

それよりも、

「現在の資金残高は○○万円です」

「今後3か月の入出金予定はこうなっています」

「○月に設備投資があります」

「そのため、一時的に1,000万円ほど資金が
不足する見込みです」

「設備投資後は、毎月○○万円のキャッシュを
生み出す予定です」

と説明できたらどうでしょうか。

銀行から見ても、

「なぜ、その融資が必要なのか」

が分かります。

これが、銀行との信頼関係をつくる第一歩です。

■「お願い」ではなく
「経営計画」を伝える

銀行との面談で大切なのは、
「とにかく貸してください」ではありません。

「こういう経営をします。
そのために、この資金が必要です」

と説明することです。

例えば、

「売上を20%増やしたい」
という計画があるとします。

売上が増えれば、仕入や外注費なども増えます。

すると、必要な運転資金も増えます。

だから、

「売上を20%増やす」だけではなく、

「そのために必要な資金はいくらなのか」

まで考える必要があります。

この数字を説明できれば、
銀行との会話も変わります。

■売上が増えてもお金が
増えるとは限らない

例えば、
売上を1,000万円増やしたとします。

「売上が1,000万円増えたから、
会社のお金も1,000万円増える」

わけではありません。

売上を増やすためには、仕入や外注費、人件費、
広告費などの支出も発生します。

さらに、売掛金が入金されるまでには
時間差があります。

そのため、売上が増えたことで、一時的に
資金繰りが苦しくなることもあります。

経営では、

「売上を増やすこと」

「お金を増やすこと」

を分けて考える必要があります。

 


■お金のブロックパズルで

経営判断が変わる

ここで役立つのが、
「お金のブロックパズル」です。

例えば、

売上 1,000万円

変動費 600万円

粗利益 400万円

固定費 350万円

利益  50万円

数字を並べると、売上1,000万円に対して
最終的に残る利益は50万円だと分かります。


さらに、

「営業マンを1人採用したら?」

「1,000万円の設備を購入したら?」

「2,000万円借りたら?」

「売上を20%増やしたら?」

といった経営判断を、数字で考えられるように
なります。

社長が会社のお金の流れを理解できる様になると
銀行への説明も変わってきます。

■銀行に応援してもらえる

会社へ変わる

銀行を味方につけるとは、銀行に好かれる事では
ありません。

「この会社なら、
貸したお金をきちんと返してくれそうだ」

と銀行に理解してもらうことです。

そのためには、
社長自身が会社の数字を理解し、資金繰りを
把握し、未来の経営を考えている事が重要です。

銀行から見れば、

「何を考えているのか分からない会社」

よりも、

「自社の数字を理解し、
先の資金繰りまで考えている会社」

のほうが安心できます。


■資金ショートを防ぐのは

プロ仕様の仕組がいい

資金ショートを防ぐために、特別な事を
する必要はありません。

資金繰りが必要な事をお伝えして来ましたが、
世の中に転がっている、「無料」の資金繰り表を
活用するのも一つの手ですが、お勧めしません。

なぜならば、「無料」だからです。

会社の存続が掛かっているのを「無料」ツールに
頼りますか?

その殆どが、勘定科目別の月次別で横並びです。

全くその様な事をして来なかった会社には
初めの一歩かと思いますが、そこには
経営の判断基準は皆無です。

幣社でクライアント先に10年以上、20社以上
に活用して頂いた「1シートマネープラン」
上半分が、社長の意思が入った本業の計画値

下半分は、それを賄うキャッシュフロー計画値

これを描いて、毎月実績に書き換える事で
経営のPDCAが回ります。

また、最新の経営計画及び実績が
お金のブロックパズル」に反映するので、
社長は、お金のブロックパズルさえ見て置けば
判断出来るのです。

毎月1回、社長と「お金のプライムタイム」
持つ事で、1年後に利益がいくら出るのか?
出ないのか?

キャッシュがいくら残せるのか?残せないのか?

を確認出来ます。

それを直視した上で、社員と今月の
「改善アクション」のアイディアが出るのです。

*1シートマネープランの概要及び威力は
下段の勉強会で私が実演するのを見れます。

 

■まとめ

ドンブリ経営の最大の問題は、社長が
会社のお金の流れを把握できていないことです。

そして、資金ショートの怖さは、気づいた時には
時間が残されていないことです。

だからこそ、

「今いくらあるか」だけではなく、

「3か月後、6か月後にいくら残っているか」

を見ることが大切です。

その第一歩は、社長自身が会社のお金を
理解することです。

ドンブリ経営から脱却し、資金繰りの見える経営へ

資金ショートを防ぐために、今日から
「未来のお金」を見る経営を始めましょう。

それは、知っているか、知らないか、
やるか、やらないかの僅かの差となります。

お読み頂きありがとうございました。

 

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