経営者向けお役立ちブログ

2代目社長はコアバリューと理念を原則化する!

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中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!

一般社団法人
キャッシュフロー経営導入支援協議会

代表理事

『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です

私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。

1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした漠然な
不安を抱えている

2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って行く場の
ない不満を抱えている

3.会社の存在理由や理念の言語化がなく、
又は独りよがりで判断基準があいまい

思い当たる節がありませんか?

また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。

私達の定義するキャッシュフロー経営とは

「会社のお金の流れを見渡せてビジョン実現を可能
とする経営能力」

です。

本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。

少しでもお役に立てば幸いです。

 

会社の原則であり判断基準の最上位概念です

経営を長く続けるといろんな事が起きます。

・新事業を始める

・社員を雇う、解雇する

・資金繰りに行き詰まりそうになる

・横から聞いたおいしそうな話に首を突っ込む
etc

沢山あると想います。

そんな時に持って起きたいのが「判断基準」です。

中小企業は資金も人も限られています。

判断を間違うと取り返しの付かない事に
なりかねません。

社会の怒りを買った間違った経営判断

数年前の成人式の日に前代未聞の事件が
起きました。

なんと、晴れ着を予約した新成人の女性達に
晴れ着が届かないと言う事件でした。

これは事故とかでは無く、意図的に起きたのです。

しかも、その会社名は「はれのひ」!

この会社以前から資金繰りに行き詰まり仕入れ先
への支払が遅れ、更に従業員への給料も遅配がち
だったようです。

そして、ついに予約を受けた新成人の女性達への
晴れ着を意図的に停止。

この会社の社長は会見で厳しく追及されたようです

会社の経営が行き詰まっている兆候があるのに
詐欺のような行為を行う。

これは、正に「判断基準」が無いか、間違っている
証拠です。

この会社の社長は、後日この件ではなく別件で
起訴され収監されたようです。

どうやら間違った経営能力を身につけていたようです

 

■前回のブログ
できる2代目社長はミッションと共に成長する!

https://cashflow-msc.com/blog-e/have-your-mission/

前回のミッションは如何でしたでしょうか?

ミッションを掲げる前に是非、間違った判断をしないように
あなたの「コアバリューと理念」を判断基準の上位に位置
付けて欲しいです。

では、今回もビジョナリーカンパニーZEROから
コアバリューと理念に関係するセンテンスをご紹介します。

 

-ビジョナリーカンパニーZERO 巻頭より-

偉大な企業という目的地があるわけではない
ひたすら成果と改善を積み重ねていく、長く
困難で苦しい道のりだ。

高見に上り詰めると、新たな課題、リスク、
冒険、さらに高い基準を探す。

企業が追跡すべき最も重要な指標は売上高
や利益資本収益率やキャッシュフローではない

バスの重要な座席のうち、そこにふさわしい
人材で埋まっている割合だ。

適切な人材を確保できるかにすべてが
かかっている。

起業家の成功は基本的に『何をするか』では
なく『何者であるか』によって決まる。

真のリーダーシップとは、従わない自由がある
にも関わらず人が付いてくることだ。

重要ポストにいる人物を交代させると決めたら
『厳格であれ、非情になるな』と自らに言い
聞かせてほしい。

勇気と人情味を併せ持つことが必要だ。
失敗についてどう考えるべきか。

成功というコインの裏面は失敗ではなく、
成長だと言う考えに至った。

 

-ビジョナリーカンパニーZERO
第四章ビジョンより-

コアバリューと理念はビジョンの出発点だ。

コアバリューと理念は組織の成長のあらゆる段階で
さながら天界を満たすエーテルのように、組織の
隅々まで充満していく。

指針となる哲学」と呼ぶ会社もある。

コアバリューと理念は、組織を動かす根本原則や
信条を体系化したものだ。

事業と人生で何が重要か、事業をどのように
遂行すべきか、その会社の人間観、世界観、
社会における自らの役割、
絶対に守らなければならないことなどを示す戒律だ。

コアバリューと理念は、あなたの内側から
生まれる。

組織のリーダーであるあなたが日々の行動を通じて
人生や事業に対する個人的価値観や理念を組織に
刷り込んでいくのだ。

コアバリューとは「つくる」ものではない。

「私たちはどのような価値観や理念を持つべきか」
という問いは間違っている。

正しくは

私たちの心の中にある価値観や理念とは
どのようなものか

と問うべきだ。

————————————-

と、あります。

ですから、あなたは既にコアバリューと理念を
持っていて、見つけられるのを待っているのです。

 

質問
あなたの会社の原則は何ですか?
判断基準を持って経営をしてますか?

 

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