『 借金の上限の基準を持っていますか？ 』
中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは！
一般社団法人
キャッシュフロー経営導入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした漠然な
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って行く場の
ない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく、
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか？
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
あなたの借入の上限はどのくらいですか？
日本の会社の約９割は金融機関から借入をして
いると言われています。
創業時の開業資金。投資資金や最近はコロナに
よる緊急避難的な借入。
いつの間にか、借入が膨らむ場合や借入時は
業績も好調だったが、コロナや価格高騰で
一転して不調になり、返済がきつくなる場合
もあります。
ですから、借入の上限の基準を持っていると
これ以上は借りないと自制が効きますね。
では、どのように上限の基準を持てば
いいでしょうか？
あなたの会社の現状を図にする
どの様に図にするかと言うと以前のブログで
解説してますので、詳細はそちらに譲ります
■以前のブログ
『会社にお金が残る技術！ キャッシュフロー経営』
ブログに出てくる様な図の状態だと、本業で
返済をして、更にお金を繰り越せているので
健康な状態と言えます。
では、その状態で借入の残高が160あったら
どうなるでしょう？
この図が続くとして、返済は年間８です。
とすると、160/8で20年と予測されます。
これは、ちょっと長い感じがしますね。
当然、現状よりキャッシュフローが更に
向上するならまだしも、不透明なこの時代
にちょっと不安ですよね。
借金の上限基準は年間粗利の80%に抑える
では、ひとつの基準をご紹介します。
それは、年間粗利の80%以内に残高を抑える
と言う事です。
この図だと年間粗利80の80%ですから、
64となります。
これだと、８年で返済完了となり、丁度
いい感じだと思います。
借金の上限が基準を超えてしまうと返済の
ために経営しているみたいな感覚になり
次へのビジョン実現に二の足を踏むかも
しれません。
その状態だと何のために経営しているのか
存在目的まで負のスパイラルとなり
マイナスな感情になってしまいます。
返済不能＝銀行取引停止が倒産の原因です。
借入を行う時は、最初から返済の設計を行い
過度な借入は控えた方が良いと思います。
youtubeでも解説しています
動画リンク
https://youtu.be/VrHzTITIV8I
■質問
あなたは借金の上限の基準を持っていますか？
もし、上限を超えていたらどうしますか？
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