儲かる２代目社長のシン三種の神器！
中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは！
一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って
行く場のない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか？
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです）
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■前回のブログ
『儲かる２代目社長が必ずしている３つの着眼点！』
https://cashflow-msc.com/blog-e/whats-your-viewpoints/
前回のブログでは、私が見てきた経験から成長
していてキャッシュリッチな社長は何に着眼して
いるか？
と言う話をご紹介しました。
今回は、儲かる２代目社長が保有している
三種の神器を紹介します。
ご参考になればと思います。
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古代と現代の神器！
「三種の神器」はGoogle検索ですると
次の様に表示されます。
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「三種の神器（じんぎ）」は皇位とともに歴代の
天皇に伝わる宝物で鏡（かがみ）と剣（つるぎ）
曲玉（まがたま）があります。
剣と曲玉は合わせて「剣璽（けんじ）」と呼ばれ
天皇の位と一体のものとされ皇室経済法が定める
「皇位とともに伝わるべき由緒ある物」と
位置づけられています。
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何千年も受け継がれて来た由緒ある象徴で庶民が
目にする事は無い雲の上の様なものですね。
また、現代では、戦後の経済復興の過程で庶民の
豊かさを象徴する言葉に置換えられました。
これまた、Googleで検索すると次の様に
表示されます。
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1960年代の新三種の神器は何でしたか？
白黒テレビ，冷蔵庫，洗濯機です。
更にいざなぎ景気と呼ばれた1960 年代後半
にはカラーテレビ，クーラー，カーの 3C が
新三種の神器として豊かな生活の象徴と
なりま した。
1964 年の東京オリンピックもカラーテレビ
の普及を後押ししました．
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2000年以上続く、皇室の宝物を庶民の豊かさ
に置換える所が面白いです。
私が生まれる前に始まったようですが、
物心ついた時にカラーテレビが家に来て、その後
マイカーやクーラーが来た時にはワクワク
したのを覚えています。
では、令和の今、経営者のための私も実践してる
「シン三種の神器」をご紹介しましょう！
シン三種の神器１
キャッシュポイント
本題に入る前に会社経営であれ、個人生活であれ
正しいお金の回し方があります。
それは、①稼ぐ ②使う ③残す です。
この循環や順番を分かっていないと、結果
お金が足りなく無くなり、最悪借金を払えない
などの不幸を背負う確率が高くなります。
逆にこれを深掘りして忠実に愚直に実践すれば
未来は明るいでしょう。
では、キャッシュポイント（稼ぐ）です。
これは１丁目１番地ですね。
事業を興した（承継した）理由は何ですか？
また、継続させるためにはどうしますか？
本業で稼ぐ事ですね。
稼ぐと言う事は、あなたの本業で保有している
サービスや商品を適正価格で量を上げる事です。
適正価格とは、市場が受入れる価格です。
安易に値下げする事ではありません。
値下げすると言う事は、他でも買えるから値下げ
して、価格優位を見せる事で買って貰う行為です
確かに値付けは難しいです。が、京セラ元会長の
稲森氏は「値付けは経営である」と言っています
これは、私の理解では
「付加価値を常に考え実行しなさい」と稲森氏は
後世に残したかったのだと思います。
対象のお客さんの悩みや困りごとを解決出来れば
値付けの自由度は高まります。
粗利率を高める
付加価値を高めると、粗利率が上がります。
稼ぐの本当の意味は、売上を上げる事ではなく
粗利額＞固定費＝利益のキャッシュポイントを
いくつ作れるか？ です。
いくら売上を上げて多忙でも、
粗利額＜固定費＝損失 ならば意味がありません
その為には、「付加価値」をどう高めるか？を
常識や今までの経営にとらわれず深掘りして
思い切って実行する事ですね。
ちなみ粗利率をどの位高めるかについては、業種
毎の粗利率を公開しているTKC BAST
(経営指標）を検索すると近接業種の平均値が
分かりますので、ベンチマークしてください。
シン三種の神器２
キャッシュアウト
事業を行なうには当然お金の出があります。
弊社のブログを読んでいる方はご存知の様に
お金の出には２種類あります。
それは変動費と固定費です。
変動費は、売上の数量が上がるにつれ比例して
上がる費用です。
固定費は、その逆で売上の増減に関わらすお金の
出が発生します。
写真に有る様に、日本酒を販売するには仕入が
必要です。
どこでも買えるお酒なら、どこでも買えるのです
その場合、購入者は必ず価格優位性を比較します
つまり、同じ物でも値段が違う場合は、この思考
となります。
「あっちのお店なら５％安い」なら、それを選択
するでしょう。
しかし、それが出来ない場合は、その思考は凍結
されます。
私の家の近くのモールでたまに「〇〇県物産展」
をやってます。
そこでは、その県まで行かないと流通していない
物ばかりです。
先日も「鹿児島物産展」をやっていて、焼酎の
試飲をしました。
すっきりしているが、グンと来る強さの味で
あまり呑んだ事がない焼酎でした。
説明を聞くと蒸留酒の法律で最大限のアルコール
度40°（確か）まで蒸留しているそうです。
そして、関東ではあまり流通していないと聞き
気づくと２本買っていました。
単価もスーパーで売っている焼酎の２倍しました
これは、上段で紹介した「付加価値」です。
質を極め、流通していない場所（競争が少ない）
で提供すれば、間違いなく粗利が稼げます。
そう言う商品を作り込む開発・設備投資や
スタッフにお金の出を集中させる事で
売上ー変動費＝粗利＞固定費＝利益
の公式が成立します。、
シン三種の神器３
キャッシュフロー
最後は会社にお金を残す考え方です。
会社にお金が残らないと、手元現預金が目減り
して、いずれ支払不能となります。
これが、倒産であり廃業ですね。
倒産や廃業は赤字が直接の原因でなく、
キャュシュが尽きた時に起こる現象です。
赤字が続いてても、お金をどこからか融通
出来れば倒産しません。
そこで重要な指標が、
「本業で稼いだキャッシュフロー」です。
この指標を活用している中小企業の経営者に
出会った事がありません。
なぜならば、学校教育で教えていないからです。
次の様な式で表せます。
税引後利益＋減価償却費＝本業のＣＦ
本業のＣＦ＞返済・投資＝会社に残るお金
私のクライアント先では、キャッシュフロー経営
を導入されて、この指標を重視する様に進化して
いきます。
すると、逆算方式で営業利益（率）の目標が自然
と上がり、経営計画に反映し、PDCAサイクル
回す事で実現して行きます。
ビジョン実現のために会社にお金を残すのは
社長の仕事であり、責任ですね。
これを知っているか、知らないか
やるか、やらないかで 経営は大きく変わります
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