経営者向けお役立ちブログ

利益は意見? キャッシュは事実!

経営者向けお役立ちブログ

中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!

一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会

代表理事

『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です

私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。

1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした
不安を抱えている

2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って
行く場のない不満を抱えている

3.会社の存在理由や理念の言語化がなく
又は独りよがりで判断基準があいまい

思い当たる節がありませんか?

また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。

私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。

本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。

少しでもお役に立てば幸いです。

(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです)

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■前回のブログ

 

『確実に増えている2023年の倒産件数!
その実態は?

https://cashflow-msc.com/blog-e/increse-bankcrupt-in-2023/

前回はアフターコロナの今年に入り倒産件数が
確実に増加傾向と言う事をデータで示し
取り得る対策を紹介しました。

今回は利益はなんぞや?と言う事とキャッシュが
大事ですよ! と言うを解説します。
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1.利益って何?

こんな会話を聞いた事ありませんか?

「いや~何とか今期は利益がでそうだ!」
「うちは利益は無いよ」
「利益率が高い(低い)んです」

この「利益」って、一体何を指しているので
しょうか?

税金を確定させるための資料である決算書には

・営業利益

・経常利益

・当期利益

など、3種類もあります。たまに「特別利益」
なんて表示も見ます。

どの利益を指しているのか、人それぞれです。

簡単に整理すると、営業利益は本業で稼いだ利益
です。

冒頭の図で言うと、粗利>固定費が利益が出る事
になります。

逆に粗利<固定費になると損失(赤字)です。

私はクライアント先に、この「営業利益」を重視
するようにコーチングしています。

経常利益は、上記の利益に「営業外収支」を
加えたものです。

受取・支払利息等ですね。

たまに、営業利益で損失(赤字)でも、補助金や
助成金収入で黒字転換している会社もあります。

それも経営努力なので、素晴らしいと思います。

当期利益は、経常利益から税金を差し引いて
最終的に残った利益です。

冒頭の図では「税引き後利益」と示しています。

ですから、利益を語る時は、
「本業で利益が出た」とか
「税金を差し引いても利益が出た」と言う様に
主語が無いと、正確には分かりません。

2.利益は意見!

利益には種類がある事がお判りになったと
思います。

では、経営者が一番に気にする事が「お金」です

とりわけ、「倒産」を恐れ、「税金」を払うのを
何とか回避したい。

又は、銀行から融資を、こちらの条件で借りたい

などお金の関して気になる事がありますね。

その時に、操作するのが決算書です。

税金を圧縮したい場合、期末に社員に賞与を出す
とか、来期必要なものを、先にどーんと買う。

これは、合法的な節税です。

しかし、中には非合法な会計操作、いわゆる
粉飾決算もあります。

税金を圧縮または払わないように、売上を操作
する、仕入先に架空の請求書を発行させるなど
悪質な税金逃れが、発覚するニュースをたまに
みますね。

逆に赤字経営であるのを、黒字に見せかけて
銀行から融資を受けるとか、株式市場での資金
調達をする会社もあります。

脱税か詐欺罪で最悪は刑事罰になるケースも
あります。

つまり、利益は犯罪まがいは別として、意図的
か会計ミス含め、経営の実態を鏡面の様に反映
しているとは限らないのです。

ここが「利益は意見」と言われる所以です。

3.キャッシュは事実

一方、手元にある現預金(同化物含む)は現存
する事実です。

現金の中に偽紙幣が混じっている事も、銀行預金
の桁が、理由も無く増減する事もありません。

預金残高100の場合、支払や返済200を賄う
事は出来ません。

倒産の原因は現預金<支払となります。

銀行返済が条件変更等の事前相談なく不能に
なると、担保を差し押さえられたりします。

手形が2度、手形交換場で落ちないと銀行取引
停止となり、事実上の倒産となります。

我が国の倒産件数の約半数は、決算書上で黒字の
いわゆる黒字倒産です。

一方、数年連続赤字を計上しても、倒産しない
会社も沢山あります。

本日のブログのタイトル
「利益は意見 キャッシュは事実」と言う事を
腑に落ちて頂いたでしょうか?

私達が必要とされる中小企業に
キャッシュフロー経営」の導入支援をするのは
ビジョン実現のために、本業とキャッシュフロー
の両立を目的としています。

 

■質問

 

あなたはキャッシュフロー経営をしてますか?

 

 

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