経営力向上の道場 VoL.5 最終回
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中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!
一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って
行く場のない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか?
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです)
———————————
■前回のブログ
経営力向上の道場 VoL.4
https://cashflow-msc.com/blog-e/welcome-to-the-management-doujyo-vol4/
前回のブログでは、経営数字を見える化して、
社員を巻込んでビジョンを実現する経営能力に
加えコアバリューと理念やパーパス、ミッション
と言った会社のあり方や存在理由を言語化して、
これも社員や社会に共鳴しよう!と言う話でした
最終回となる今回は、いよいよ会社を永続させる
バトンタッチを解説します。
これまで学んだ技を実践すれば「黒帯」を
貸与します。
—————————————
経営力向上の道場へようこそ!
~事業を次に繋ぐ~
我が国の事業承継の現状と課題
出典:中小企業庁のHPより抜粋
—————————————-
中小企業・小規模事業者の事業承継は喫緊の課題
2025年までに、70歳(平均引退年齢)を
超える中小企業・小規模事業者の経営者は
約245万人となり、うち約半数の127万
(日本企業全体の1/3)が後継者未定。
現状を放置すると、中小企業・小規模事業者
廃業の急増により、2025年までの累計で
約650万人の雇用、約22兆円のGDPが
失われる可能性。
第三者承継のニーズが顕在化する経営者は今後
一気に増大する可能性。
—————————————-
上記の資料は、2016年当時でその後コロナ禍
となったため、状況の変化ある事が予想されるが
大方は2025年頃から影響が出そうですね。
中小企業庁は、解決策の一つとして中小企業の
M&Aを取り上げています。
最後の策としては、そうかもしれませんが他人に
会社を譲るよりは、社内で承継する事に越した事
ありません。
これまでの、経営力向上の道場VoL.1~4の
経営能力を身に付け、更に今回の技を実践する事
で、スムーズで納得行く承継を行い、事業を繋ぐ
事が可能になるでしょう。
正しい経営能力を身に付ける!
これまでのブログで解説した中身をまとめますと
次となります。
・経営計画を策定する
↓
・社員や金融機関へ発表する
↓
・毎月社員とPDCAを回す、金融機関へも報告
↓
・計画≒実績となる。振り返りをし次の計画策定
・コアバリューと理念、パーパス、ミッションを
言語化し、社員と共鳴する
以上の事から「全員参加型経営」を実践し、
金融機関との関係性を強化する。
ここまで実践して、あなたの代で初めて
正しい経営能力が身に付いた事になります。
会社は社会の公器
あなたのものではありません
ここからが事業承継に向けた準備です。
人間誰しも、寿命があります。
例外はありません。
今、あなたが30代か40代か50代かは分かり
ませんが、年代が上になるに連れタイムリミット
が迫ってきます。
数え切れない位、聞いて来たのは
「ワンマンの先代が、急に亡くなり残された私達
は、会社を継続させるのに手探りで大変な苦労を
しました 」
しかし、この手の話は氷山の一角でラッキーだと
思います。
実際には、どうにも出来ず「解散」した事例の方
が多いと思います。
その場合、従業員はいきなり社会に放り出される
事になります。
また、ニッチだが、素晴らしい技術が継承出来ず
消滅してしまう場合もあります。
こうならないためには、「茹でカエル」に
ならない様に、準備する事です。
いつから? 「今からです」
自分の葬式をイメージする
残された社員や家族に迷惑を掛けないために
今から引退までのビジョンを描いておく事が大事
です。
そのためには、自分の最期をイメージして、
イメージの力を借りるのが有効です。
私が感銘したのは、「七つの習慣」の第二の習慣
(スティーブンRコビィー)の終わりを思い描く
です。
一部を抜粋してご紹介します
——————————————
『愛する人の葬儀に参列する場面を心の中に思い
描いてほしい。
あなたは、会場に向かって車を走らせ、駐車して
車から降りる。
そして、会場に入ると、花が飾ってあり、あなた
は静寂な雰囲気に包まれる。
その場に集まっている人々からは、別れの悲しみ
がにじみ出ているのと同時に、故人と知り合いに
なれた喜びが感じられる。
あなたは、会場の前の方に進み、そこに飾って
ある写真見る。 すると、なんとそこにはあなた
自身の顔が飾られている。
これは、今日から3年後に執り行なわれるあなた
自身の葬儀なのだ。
(中略)
最初に家族や親族の代表として、全国から集まっ
ている子供、兄弟、両親、祖父母、おじ、おば、
いとこなどかの内からひとり。
次は友人のひとりで、あなたの人柄をよく知って
いる人。
3番目は仕事関係の人で、4番目はコミュティー
自治会、サークルなど、あなたが奉仕活動を
行なってきたところからのひとりである。
ここで深く考えてみてほしい。
集まってくれたそれぞれの人たちから、あなたの
人生について、何と言ってほしいだろうか?
(中略)
あなたは、皆に自分の人格のどういうところを
見てほしかったのか。
どういう貢献や業績を覚えていてほしいのか。
その場に集まっている人、それぞれの顔をよく
見てもらいたい。
彼らの人生にあなたはどういう影響を
及したかったのだろうか・・・』
——————————————-
如何でしょうか?
私はこのセンテンスを読んだ時に衝撃を受けたの
同時に、自分の最期から逆算して、これからどう
生きたいのか?
を強く思いました。
10年ビジョンを描く
今から10年後にどのようになっていたいのか?
そのために、できる事、やりたい事、やるべき事
は何か?
これらを時系列及び体系的にまとめておくと
この先の方向性の指針は決まります。
私がクライアント先に(自分自身も)1年に1回
実施している簡単且つハードな(脳に)ワークが
『ビジョナリーマップ』です。
番号を振ったA4用紙に、できる、やりたい、
やるべき事をプライベート・ビジネス関係無く
思いつくまま、書いていきます。
例えば
・社員をもう3人採用したい
・お店を改装したい
・家族と海外旅行へ行きたい
みたいに。
そして、それらが今年1年の事なのか、3年先の
事なのか、5年、10年先を見てなのか、先に
イメージをして起きます。
約150枚の用紙に、それらを書込み、はさみで
ポストイットのサイズに切り込みます。
そして、ビジョナリーマップにプライベートか
ビジネスか層別をして、更にできる、やりたい、
やるべきの枠に短期・中期・長期に層別します。
すると、今ご自身が考えている(希望している)
事のマップが完成します。
ここから、経営計画を策定する際に3年に1回は
中期経営計画を策定するようにすれば、
あなたの想いは、少なくても3年先まで
反映できますね。
このビジョナリーマップを毎年やる事で、常に
1年以上先の事が上書きされるので、
ここから10年ビジョンが見えてきます。
私もクライアント先の経営者もこのマップを
原石に経営の施策に具体的に盛り込んでいます。
経営者保証を外す
最後に戦術的な話になりますが、会社に借入金の
残債がある場合、承継者に引き継ぐ事になります
その場合、あなたが経営者保証に入っている場合
解除しておいた方が、承継する方も精神的な余裕
が出ます。
経産省・金融庁・全銀協で合意した
「経営者保証のガイドライン」で保証を外す条件
が記載されています。
私のブログ
経営者保証は解除出来ます!たった3つの当たり前
を参照ください。
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