経営者向けお役立ちブログ

悲観的に計画して楽観的に実行する! PART1

経営者向けお役立ちブログ

中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!

一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会

代表理事

『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です

私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。

1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした
 不安を抱えている

2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って
 行く場のない不満を抱えている

3.会社の存在理由や理念の言語化がなく
 又は独りよがりで判断基準があいまい

思い当たる節がありませんか?

また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。

私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。

本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。

少しでもお役に立てば幸いです。

(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです)

近代経営のレガシー
故稲盛和夫氏の言葉

故稲盛和夫氏はご存知ですか?

京セラを創業し、京セラフィロソフィーを広めた
近代経営のレガシーです。

直接お会いした事はありませんが、氏の著書を
読んだことがあります。

今回は、その中に登場する
悲観的に計画して楽観的に実行する』を
キャッシュフロー経営に応用してご紹介します。

 

稲盛和夫 オフィシャルサイトから一部抜粋
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新しいことを成し遂げるには、まず「こうありた
い」という夢と希望をもって、超楽観的に目標を
設定することが何よりも大切です。

天は私たちに無限の可能性を与えているという
ことを信じ、「必ずできる」と自らに言い聞かせ
自らを奮い立たせるのです。

しかし、計画の段階では、「何としてもやり遂
げなければならない」という強い意志をもって
悲観的に構想を見つめなおし、起こりうるすべて
の問題を想定して対応策を慎重に考え
尽くさなければなりません。

そうして実行段階においては、「必ずできる」
という自信をもって、楽観的に明るく堂々と
実行していくのです。

(オフィシャルサイトはこちら)
https://www.kyocera.co.jp/inamori/about/thinker/philosophy/words36.html

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現状を直視する!

日本の会社の6割~7割が赤字と言われる中
赤字を黒字化する経営改善計画を描いている会社
は数%にしか過ぎません。

赤字経営とは「お金を払って経営している」事に
なります。

創業時や設備投資の時期は仕方ありませんが、
放置して置くと、資金繰りに行き詰まり
夜も眠れぬ日々を送る事になります。

そうなる前に、現状を直視して経営を立て直す
必要があります。

そのためには、経営を改善する作戦図が必要と
なってきます。

作戦図もなく、頭の中だけで戦う方がいますが
私には勝てる気がしません。

絶対こうなるんだ!」と強い決意を言葉にして
社員や銀行に宣言するのと、そうで無いのとは
全然結果が違ってくる事を保証します。

現状は双子の赤字

 

次のスライドをご覧下さい。

 

本業で損失1(赤字)となっています。
問題はその先です。

キャッシュフロー(以下CF)は1となっていて
そこから銀行への返済10をします。

当然出来ないので、手持ち預金が9減る事に
なります。

手持ち預金が減ると仕入先への支払、社員の給料
社会保険料等々のお金の出が厳しくなります。

消費税は赤字でも納税が必要です。

この状態だと所謂「資金繰りに追われる日々」が
待っています。

本業どころではありません。

 

まだ、影響度が軽いうちに現状を直視して
経営改善計画を立てる事が最善策となります。

翌期は収支トントンで
お金の出を減らす

翌期の経営計画は粗利=固定費として赤字でも
黒字でもない収支トントンまで持って行きます。

売上は堅く見て、増えない計画として
その他の経費を見直し1減らしています。

それでも、お金の出は△9から△8に減ります。

当然、売上を堅く見ているので増える分には
改善幅は良くなって来ますね。

悲観的に計画すると言うのは、現状で最悪な
パターンを描いておくと言う事です。

 

翌々期は黒字で
お金の出が激減

2年後は、売上を増やし、粗利率を向上させ
黒字に着地する計画です。

CFも前期は△8から△5に改善しています。

資金繰りも楽になりそうですね。

翌々々期は
双子の黒字を達成!

3年後は、黒字も増えてCFの中から返済が出来
且つ、次年度へ繰り越すお金が確保出来ました。

3年前と比べ格段に良くなりました。

手持ちの現預金も増えますので、資金繰りは
ぐっと楽になり、精神衛生上も良くなりますね。

また、現預金が増えると経営の選択肢が増える事
になり、ワクワク感が出てきます。

この様に、3年計画で徐々に経営をあるべき姿に
向かわせる事を「中期経営計画」と言います。

単年度だけでは、見えない経営の方向性が
見えて来て、社員もモチベーションが上がる
かもしれませんね。

当然、銀行も応援してくれます。

次回PART 2では数値計画を具現化する
SWOT分析とアクションプランをご紹介します

お楽しみに!!

 

■質問

あなたは悲観的に計画し楽観的に実行してますか

 

 

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