社長の困りごとは会社のお金が9割!
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中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!
一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って
行く場のない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか?
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです)
社長の困りごとTOP3は9割方お金!
私が中小企業の経営改善支援を開始する際に
必ず最初に行なう行為が、質問による困りごと
TOP3の言語化です。
多数の社長の困りごとTOP3の言語化をして
来た経験値から、その中身は次に集約されます。
TOP1.会社のお金の中身を見渡せずドンブリ
TOP2.社長と社員の立場の違いから来る溝
TOP3.次へのビジョンの筋道が見えていない
こんな感じです。
一見、個別には違う事に見えますが、実は全て
会社のお金に直結します。
9割の困りごとを抱えモヤモヤしている中で、
残り1割の力を振り絞って経営をしているんです
だから、9割の困りごとが解決に向かえば、
業績はじわじわと改善します。
そして、気づいた時には掲げた困りごとが解決
したと腑に落ちると共に、新たな困りごとが浮上
するのも事実です。
しかし、それはその社長が確実に成長している
証拠となります。
唯一無二の会社のお金を解決する方法
それでは、社長の困りごとである会社のお金の
解決方法を今までの経験値に基づきご紹介します
キーワードは、事実・スピード・継続!?
この3つのキーワードを極める事で会社のお金の
困りごとが少しづつ解決して行きます。
逆に言うと、会社のお金に対してこの3つに
フォーカスしていないから、いつまで経っても
モヤモヤ感が続くのです。
一つづつ見て行きましょう。
1.事実
会社のお金の流れを何処まで捉えていますか?
私が経営改善支援を開始する時にお聞きすると
大体次の状態が多いです。
・税理士から試算表を毎月取り寄せている
・売上は把握しているが他は奥さんに任せている
・年一の決算書のみ、見てもよくわからない
これは典型的なドンブリ経営と言えます。
一番上は、まだましです。
事実で一番大事なのが、キャッシュです。
利益は操作出来ますので「意見」となりますが
キャッシュは「事実」です。
通帳に999,999円あっても、
1,000,000円の引き落としは出来ません
月初・月末にあるキャッシュを見て、なぜその
キャッシュに至ったか?の事実を俯瞰する事が
必要です。
「資金繰り帳を付ける事ですか?」と言う声が
聞こえて来そうです。
やられていない方は、当然した方が良いです。
私がキャッシュフロー経営を支援している真骨頂
は、売上・粗利・固定費・営業利益・運転資金の
増減・借入・返済等の一連のお金の動きを見て、
今あるお金の理由と今後の推移を予測する事で
経営判断に結び付ける事です。
「資金繰り」「財務」と言った局所的な事
ではありません。
会社のお金の流れを事実として、見える化する事
です。
『事実を見て、事実に基づき行動し、
結果の事実を知る』このサイクルで会社の
お金の困りごとは半減します。
2.スピード
1の事実の見える化は、会社のお金の困りごと
解決に極めて有効です。
ただ、時間軸がしばしば問題となります。
過去会計の月次試算表が出てくるタイミングです
散見されるのが、試算表が税理士から出てくる
のが、1ヶ月後とか2ヶ月後といった事例も
ありました。
そんな前の結果を見ても遅すぎます。
ですから、税理士など外部に委託している場合は
早めるように相談して改善する努力が必要です。
私のクライアント先で業績が著しく改善している
事例は、翌月5日には社内で月次決算を完了して
私とのミーティングを経て、経営会議をしてます
つまり月初には前月の業績と今後の見通しを更新
して、明日からの改善活動を社内討議するのです
このスピード感が大切です。
3.継続
1と2が確率すれば、後は歯止めをするだけです
継続とは、毎月必ず会社のお金の見える化と
経営会議(改善)を行なう事です。
今月はやったので、来月はやらないでは効果半減
です。
毎月1回、年12回を社内カレンダーに予定を
入れて必ず実行すれば効果が積上がります。
如何でしたでしょうか?
この3つの改善活動を行なうと
『社長の困りごとの会社のお金が9割解決する』
状態になる事が私の経験で言える事です。
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