キャッシュフロー経営は全員参加の民主主義型経営
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中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは!
一般社団法人
キャッシュフロー経営導入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした漠然な
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って行く場の
ない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく、
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか?
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです)
殆どがワンマンドンブリ経営
中小企業の特徴で最も多いのがこのスタイルです
資金を投資して、裸一貫で起業したのだから、
無理もありませんね。
本業に自信があるため、起業当初は好調です。
ただ蓋を開けてみると、売上が上がっているのに
お金が足りない、社員が思い通りに動かないなど
少しづつ歯車が狂い始めます。
ワンマン・ドンブリ社長は、次の図のように
売上だけにフォーカスしているケースが殆どです
会社の経営は、図から判る様に売上だけでは
ありません。
これを理解していないと、頑張っていても
報われない日々が続きます。
それだけならまだしも、資金繰りに追われ
本業に掛ける時間を削がれます。
これは、仕方ない面もあります。
なぜならば、会社経営のお金の回し方を
義務教育などで教えてないからです。
ワンマン・ドンブリ経営は
いきなり倒産する
会社のお金を見渡しておらず、感覚で経営して
いるワンマン・ドンブリ社長の経営は次の3つの
特徴があります。
1.経営計画を立てない
(目標がない)
私が登壇する「脱★ドンブリ経営実践セミナー」
で「経営目標はありますか?」とお聞きすると
『あります!昨対比10%増の売上を上げます』
と答える方がいます。
目標は無いより有った方が良いですね。
ただ、昨年対比10%増の根拠をお聞きすると
『大体その位はないと・・』と曖昧な答えと
なります。
この行く末は、10%増の売上は達成しないか
達成しても利益が出ないかの2択になる
可能性大です。
2.経営の振返りをしない
経営計画(目標)と言う比較対象がないので
経営の振返りのしようがありません。
売上額くらいは見ていても、その売上が経営に
どう影響するのか? 最適なのか?
翌月の改善は具体的にどの様にするのか?
試算表を税理士から入手している会社は
まだ、良いですが、それも無い会社もあります。
その試算表も2ヶ月前の経営数字だったりします
2ヶ月前の経営業績を見ても、対策のしようが
ありませんね。
まるで、出口の灯りが見えないトンネルを
走行しているようなものです。
3.業績を公開しない
ワンマン・ドンブリ経営の社長の際だった特徴が
「社員に自社の業績を公開しない」です。
売上くらいは一部の社員に伝えても、会社が
儲かっているのか?そうでないのか?
社員は知るよしがありません。
社員の一番の関心は自分の給料です。
経営目標が無い→給料が上がるか分からない→
言われた事しかやらない受身な社員の集団。
でも社長は「もっと売上をあげろ!」とか
「一歩二歩先を行った提案をしろ!」とか
言ったりするんですね。
無理な原因を作っているのは誰でしょうか?
まとめ:
ワンマンドンブリ経営は漂流経営!
ワンマンドンブリ社長に共通する特徴的な
3つの経営スタイルをご紹介しました。
そして、これを続けると必ず遭遇するのが
『漂流型経営』です。
漂流型経営とは、目的地に上陸出来ない
いつまでも同じ所を漂流する経営です。
漂流しているうちは、まだ良いのですが、
燃料や食料・水が生存出来ないまで無くなります
経営に例えると、資金ショート→倒産です。
このモードに入ると手の付けようがありません。
そして、いきなり倒産するんですね。
これでは、何のために起業したのか判りません。
長くなるので続きはVOL.2でご紹介します。
VOL.2では全員参加の民主主義型経営
の特徴です!
これは、資金ショートする確率が極めて
少ない正しい経営能力となります。
お楽しみに!
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