キャッシュフロー経営と言う原則があなたの会社を支配する
中小零細企業の経営者の皆さま
こんにちは！
一般社団法人
キャッシュフロー経営入支援協議会
代表理事
『キャッシュフロー経営導入支援パートナー』
丸山一樹です
私がクライアント先に経営支援を始めると
決まって次の様な経営課題が表面化します。
1.会社のお金の流れが見渡せずモヤモヤとした
不安を抱えている
2.社長と社員との経営視線の違いから来る持って
行く場のない不満を抱えている
3.会社の存在理由や理念の言語化がなく
又は独りよがりで判断基準があいまい
思い当たる節がありませんか？
また、これらはキャッシュフロー経営を導入する過程で
少しずつ解決する事に気がつきました。
私達のキャッシュフロー経営の定義は
『会社のお金の流れを見渡せて、ビジョン実現
を可能とする経営能力』
です。
本ブログでは、キャッシュフロー経営の事例を
ご紹介して行きます。
少しでもお役に立てば幸いです。
(パソコン画面で読ん頂けると読みやすいです）
原則中心！
goo辞書では原則の意味を下記掲載しています
『ある物事をするうえで、必ず守らなければ
ならない根本的なきまり』
つまり、原則を守らないと何らかの不利益な影響
が出るのです。
例えば「万有引力の法則」は原則ですね。
手に持ったペンを離せば下に落ちます。
それは、日本でも北極でも必ずそうなります。
私には万有引力の法則なんて関係ない！と言って
ビルの10階から飛び降りればどうなりますか？
結果は誰でも何度でも同じになります。
会社経営でも同様です。
ある原則を守るか、守らないかでは結果は
同じになるんです。
私の恩師でもある、７つの習慣を日本に広めた
ジェームズ・スキナー氏の
『原則中心』
会社には原則があった！
には様々な原則をジェームズが紹介してますが、
「慢性的黒字」」には大変興味ありますよね。
キャッシュフロー経営導入支援パートナーとして
中小企業の経営支援に関与して来た経験から
３つの原則をご紹介します。
原則１
資金が枯渇した時に会社は
倒産する
日本では１年間に１万件弱の倒産件数があります
その約半数は黒字倒産と言うデータもあります。
ですから会社が倒産する時は、赤字になった時
とは限りません。
連続赤字でも、会社を運営出来るキャッシュを
持っていれば当面は倒産しません。
ある時点で黒字でも、その後連鎖倒産に
巻込まれるケースもありますね。
売上と回収を１社に頼っていると、売先が倒産
した場合に、急に売掛金の回収が不能になり
給料、仕入支払、税金や社会保険料、銀行返済等
地滑り級の早さで枯渇します。
自社のキャッシュイン・アウトを見える化して
常に改善策を立てるのが未然防止策となります。
原則２
キャッシュを逆算して双子の
黒字を作り込む
年間の売上目標を立てる会社はありますが、
キャッシュフローの計画を立てている中小企業は
少ないと思います。
キャッシュフローの計画とは、
本業のCF＞返済・投資＝最終のCFです。
最終のCFが黒字ならば、会社にお金が残ります
赤字ならば決算書が営業黒字でもお金が減ります
原則１でご紹介した様に、会社が倒産する時は
資金が枯渇した時です。
そうしないためには、原則１を理解した上で、
原則２を描く事です。
仮にに最終のCFが赤字でも、明確にする事で
黒字転換するアイディアが湧いてきます。
これを不明確にして置くと、決算書では黒字だが
お金が常に足りないモヤモヤが一生続きます。
原則３
キャッシュフロー経営を
見える化する
ここまで、原則中心に実践すれば、もう一歩で
正しい経営能力が身に付きます。
どのように見える化するかは自社の経営計画を
社員・銀行・取引先に発表会をします。
そうする事で異なる効果が現れます。
社員・・会社の未来や目標が提示され
モチベーションが上がる。
銀行・・経営計画に投資案件があれば、積極的に
融資を持ち掛ける。
取引先・信頼度が上がり今後の取引を優先して
くれる。
１回のアクションで３つの異なる効果が得られる
可能性が高くなります。
これらは、私が関与したキャッシュフロー経営を
導入した会社に共通して起こる原則です。
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